週刊エコノミスト Online闘論席

池谷裕二の闘論席

    撮影 長谷川直亮
    撮影 長谷川直亮

     オンライン会議では目よりも耳を重視したプレゼンテーションを推奨したい。

     ソーシャルディスタンスを確保するという社会要請から、オンライン会議は新しいスタンダードになっている。学術集会でも同様だ。研究者たちは、「ZOOM疲れ」に辟易(へきえき)しながらも、バーチャルな会議に一定の利点があることを認めており、オンライン会議はポストコロナ時代に継承されるだろう。

     世界のどこからでも手軽に参加でき、またワクチン接種率の低い国からも躊躇(ちゅうちょ)なく参加できる。さらに参加者の旅費や学会の運営費を節約できるため、経済的な地域格差の解消につながる。オンライン会議は環境に優しいという側面も忘れてはならない。一昨年サンフランシスコで開催された米国地球物理学会では、世界中から2万5000人が集まったが、参加者の移動だけで8万トンもの二酸化炭素が排出されたという試算…

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