原発処理水の海洋放出 約束“すり替え”の論法
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政府が4月13日、東京電力福島第1原発にたまり続けていた汚染処理水を、放射性物質濃度を国の基準以下に下げた上で海に流す方針を決めた。漁業関係者らが反対する中で押し切る形となったが、背景には独特の「霞が関文学」があった。
実は、東電は2015年8月、福島県漁業協同組合連合会と「関係者の理解なくして、いかなる処分も行わない」と…
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週刊エコノミスト
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