防災 公金はどこへ? 横領や実態ない「幽霊団員」 消防団の不正対策に国も本腰=高橋祐貴
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近くで火災が起きると、様子を見に行ってしまったことは誰しもあるはずだ。火災現場で消防職員や警察官とともに、火消しや交通整理など「共助」の役割を果たしているのが地域の消防団員だ。この消防団を巡り、公金の横領や水増し請求のほか、消防活動をしていないのに報酬(給与)や手当を受ける不正受給などの例が後を絶たない。国や自治体もようやく対策に動き始めた。
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週刊エコノミスト
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