新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 深層真相

パナの米子会社絡みか 内部通報に巨額報奨金

 米証券取引委員会(SEC)が5月、不正の内部告発者に対して2800万ドル(約30億円)超もの報奨金を支払ったと発表した。SECは内部告発者の身元などの情報は明らかにしていないが、米メディアではパナソニックの米子会社パナソニックアビオニクス(PAC)による外国公務員への贈賄事件に絡んだ内部告発者だと報じられている。

 パナソニックは2017年2月、米司法省とSECから外国公務員への贈賄を禁止・処罰する海外腐敗行為防止法違反などで調査を受けていることを公表。18年5月にはパナソニックとPACが計2億8060万ドル(約300億円)の制裁金を払うことで同意した。今回の報奨金がこの事件の内部通報者に支払われたとすれば、制裁金の1割に相当し、報奨金額は上位10位に入るほど高額という。

残り124文字(全文464文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事