3Dプリンター普及で割を食うのは“あの工作機械メーカー”か=ゼノデータ・ラボ
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第30回 3Dプリンターで自動車金型業界に悪影響=ゼノデータ・ラボ
樹脂や石こう、金属由来の材料から立体物を成形する3Dプリンターは、製造業だけでなく、医療や宇宙開発など、さまざまな分野で導入されている。今回は「3Dプリンターの普及」をテーマに、AI業績予測システム「ゼノブレイン」で、増益・減益の影響を受ける国内上場企業をそれぞれ分析した。
最も増益の影響が高いのは、金属3Dプリンターを主力製品とする工作機械メーカーのソディックだ。通常の積層方式3Dプリンターは表面が粗くなりやすいという欠点があるが、同社の3Dプリンターは金属粉末とレーザー光を用いることで、高精度な造形を実現している。(表の拡大はこちら)
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