インドが電動スクーターの普及に補助金でアクセル=天野友紀子
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インド 電動スクーターの補助金5割増=天野友紀子
インド政府は6月、エコカー普及支援制度の内容を修正し、電動スクーターへの補助金を1・5倍に増やした。バッテリーの容量1キロワット時当たりの補助金を、それまでの1万ルピー(約1万4800円)から1万5000ルピーへと引き上げ。補助金の上限も従来の「車両価格の20%」から「同40%」に改定した。
支援制度では、2019年4月~22年3月の3年間を対象に、1000億ルピーの予算を投じ、電動二輪車100万台の導入を目指してきた。だが、19年4月~21年3月の2年間の電動二輪車の販売実績は10万台程度。政府は補助金増額を普及策のてこ入れとしたい考えだ。
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週刊エコノミスト
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