新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

ブラジルの電力不足問題、政府は対策を国民に丸投げ=美代賢志

国民は快適な暮らしを犠牲にできるのか 筆者撮影
国民は快適な暮らしを犠牲にできるのか 筆者撮影

ブラジル 時代遅れの節電対策=美代賢志

 今年、過去91年間で最悪の水不足に見舞われ、電気料金の引き上げが決まったブラジルだが、現時点で政府は計画停電の必要性を否定している。この発表の裏にはある打算が隠れているのだが、残念ながら空振りに終わる可能性が高い。

 ブラジルでは2001年、国内産業の中心地である南東部などが干ばつに襲われ全域停電が発生、電気料金が値上げされ、消費者はさまざまな省エネ対策を講じた。つまり政府は今回も電気…

残り321文字(全文534文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事