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露最高学府の学長が退任、政権の教育界への政治的圧力も関係か=前谷宏

    露国立高等経済学院の本部が入る建物 筆者撮影
    露国立高等経済学院の本部が入る建物 筆者撮影

    ロシア 学長退任、政治的圧力の疑惑=前谷宏

     ロシアの最高学府の一つとされる露国立高等経済学院で約29年にわたって学長を務めてきたヤロスラフ・クズミノフ氏が7月1日、退任した。クズミノフ氏は「学術活動への専念」を理由としているが、プーチン政権が「欧米諸国からの影響力の排除」を理由に文化啓発活動への当局の規制を強める法律を成立させるなど教育界への統制を強めており、辞任の背景に政治的な圧力を疑う声が絶えない。

     高等経済学院はソ連崩壊後の1992年に設立。シンクタンクとしての機能も併せ持つ高等教育機関で、今ではモスクワ大など帝政時代から続く名門大学と肩を並べる存在となっている。

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