桑子かつ代/白鳥達哉
有料記事
編集部から
白黒はっきり明確に、相手に分かるように話す人だった。米国サンフランシスコ地区連銀のメアリー・デイリー総裁のオンラインインタビューは力強かった。競争社会の米国で、レズビアンを公言、家庭の事情で高校中退し、ドーナツ屋で働いていた経歴。ぜひ本人の話を聞きたいと思い、英語堪能な日本人記者のインタビューに同席した。
デイリー総裁は常に明確な発言ばかり、ということはないだろう。しかし、その口調から「正確に伝えたい」という熱意を感じた。おかげで英語力がほどほどの私でも内容を理解でき、有意義なインタビューとなった。
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週刊エコノミスト
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