コロプラが任天堂に和解金　「暗黙のルール」破った代償

　スマートフォンゲーム会社のコロプラの人気ソフト「白猫プロジェクト」（白猫）が特許権を侵害しているとして、任天堂がゲーム配信差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、コロプラは8月4日、任天堂と和解したと発表した。

　コロプラは今後の特許利用にかかるライセンス使用料を含め33億円の和解金を支払うことで決着した。コロプラは特許侵害を認めたことになる。

　任天堂が問題視していたのはゲームを操作する画面のタップ（指でたたくなど）方法の技術。白猫の操作方法が任天堂のゲームの操作法と原理は同じだったため、特許権に抵触した。