台湾 低温物流の設備投資に本腰=井上雄介
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台湾で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「在宅経済」が急伸、生鮮食品のネット購入が激増したため、産地から消費地まで冷蔵・冷凍の状態を保ったまま流通させる「コールドチェーン(低温物流)」が一時、パンクする事態に陥った。
台北の未来流通研究所によると、生鮮食品のネット販売の売上高は、新型コロナの感染が始まった20年に862億台湾元(約3386億円)と前年比で21・5%増えた。特に今年5月、台湾で初めての大規模感…
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週刊エコノミスト
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