GMも絶大な信頼を寄せるシリコンバレーの雄、セプトン・テクノロジーズとは=中島和宏
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シリコンバレー 急成長するセンサー企業=中島和宏
シリコンバレーの中心地、サンノゼ市に拠点を置くセプトン・テクノロジーズが急成長している。自動運転車に利用されるレーザー測距イメージセンサー「LiDAR(ライダー)」の開発企業で、今年7月には業容の急拡大に伴って本社を移転。新本社は総床面積約8500平方メートルと、旧社屋の実に3倍以上となる。
セプトンは2016年の設立で、独自の技術により超小型で低消費電力のLiDARセンサーモジュールを提供する。自動車のヘッドライトへの組み込みが可能とされており、日本の自動車照明部品メーカー、小糸製作所も昨年2月に出資。今年8月には5000万ドル(約56億円)の追加出資にも踏み切った。
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週刊エコノミスト
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