3カ月先の指標を予測 鉄鋼業生産指数は11月からピークアウト、POS小売販売額指標は昨年と同水準で推移=ゼノデータ・ラボ
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第44回 鉄鋼業生産指数/POS小売販売額指標=ゼノデータ・ラボ
鉄鋼業生産指数 10月値以降ピークアウト
経済産業省が毎月末に発表している「鉄鋼業生産指数(原指数)」の9月実績値は92・3で、8月値を上回る結果となった。2020年春に1回目の緊急事態宣言が発令されたことが影響し、工場の操業停止が相次いだことから一時大幅に生産が落ち込んでいたが、現在はコロナ前と同水準まで回復している。世界的な半導体不足や自動車部品の調達停滞の影響も限定的だ。
ゼノインデックスの予測を見ると、中国や欧米で新車販売台数が伸びていることを受け、10月まで上昇を続けるが、その後はピークアウトする。年末に多少の上下はあるものの、コロナ禍前と同様の水準での推移となりそうだ。
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週刊エコノミスト
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