国際・政治ワールドウオッチ

香港のイノシシは都会がお好き? 市街地で人間に危害を加える事件が急増=江藤和輝

香港島の市街地を徘徊しているイノシシ 筆者撮影
香港島の市街地を徘徊しているイノシシ 筆者撮影

香港 都会の真ん中でイノシシ狩り=江藤和輝

 高層ビルが建ち並ぶ香港の街中で、警察官が「野生のイノシシ」に襲われ、かみつかれた。その一部始終を撮影した動画が11月にネットで公開されて注目を浴びた。付近の駐車場に止まっていた車の車載カメラが捉えた。警官は負傷して病院に運ばれた。

 政府は、7月ごろから市街地に出没するイノシシの撲滅を検討してきた。当局は街に現れた野生のイノシシを捕獲して住民のいない郊外に移送を行っていた…

残り312文字(全文520文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事