牧島デジタル相の後援会報 「手書き」にこだわる理由
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2021年10月発足の岸田文雄政権で、徐々に評価を集めているのが牧島かれんデジタル・行政改革担当相だ。衆院神奈川17区から当選3回、44歳で初入閣し、衆院選後に再任。デジタル田園都市国家構想実現会議(デジデン)と並んで設置されたデジタル臨時行政調査会(デジリン)をけん引し、12月20日にはデジタル庁として新型コロナワクチン接種証明書のアプリ公開にこぎつけた。
女性初の自民党青年局長も務めるなど「隠れ注目株」だった牧島氏。党デジタル社会推進特別委員会(デジ特)の事務局として汗をかいたことを買われ、岸田内閣でひのき舞台に躍り出た。甘利明氏や菅義偉氏、河野太郎氏ら党神奈川県連の並み居る大物とも関係を築き、「敵を作らないのがうまい」(関係者)。3分の1が民間出身者のデジタル庁でまとめ役を担う。
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週刊エコノミスト
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