雇用の回復が鈍い米NY、失業率は全米平均の2倍以上=齋藤康弘
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ニューヨーク 全米平均2倍超の失業率=斎藤康弘
ニューヨーク市の雇用の回復の動きが鈍い。全米の平均失業率(4・2%)がコロナ禍前に近い水準まで回復しているのに比べ、同市の失業率は9・4%と2倍以上差がついている。
ニューヨーク市は、全米都市の中でコロナの影響が最も深刻だったとされ、失業率は2020年6月には20%にまで達した。その後、同年終盤に35万人の雇用が回復したが、21年3月からの雇用の増加は19万人に満たず、回復のペース…
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週刊エコノミスト
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