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オミクロン株の感染拡大が深刻化、海外からの旅行者キャンセル相次ぐ=平野光芳

ヨハネスブルク国際空港の出発ロビーでPCR検査を待つ人たち=2021年11月30日 筆者撮影
ヨハネスブルク国際空港の出発ロビーでPCR検査を待つ人たち=2021年11月30日 筆者撮影

南アフリカ 変異株で海外旅行キャンセル相次ぐ=平野光芳

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が最初に確認された南アフリカで、外国からの旅行キャンセルが相次いでいる。変異株が報告された昨年11月下旬以降、各国が相次いで南アとの出入国制限を強化しているためで、コロナ禍からの復活を期していた旅行業界に大打撃となっている。

 観光は南アのGDP(国内総生産)の3%、雇用の4・5%を支える重要産業だ。特に12月は英国やドイツなど欧州各国からの観光客が多いかき入れ時なだけに、関係者のショックは大きい。

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