トヨタの「アリーン外販」で進む自動車メーカーの“ソフトウエア企業化”
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トヨタ「アリーン外販」で進む“ソフトウエア企業化”
年明け早々、トヨタ自動車が車載用の基盤ソフトウエア「アリーン」を2025年までに実用化し、外販すると報じられた。同社は20年に「ソフトウエアファースト」を宣言しており、その方針に向けて一歩踏み出したともいえる。
電気自動車(EV)や自動運転などを全て実現するには、既存のECU(エンジンコントロールユニット)の構造を刷新し、アリーンのような車載基盤ソフトが、車体ハードとアプリケーションを統合的に制御するようにする必要がある。トヨタがアリーンを外販するとすれば、マイクロソフトやアップルのような立ち位置になることを意味する。
アリーンの外販先はトヨ…
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週刊エコノミスト
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