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コロナワクチンの生産能力大幅増強、40年までに域内自給率60%目標=平野光芳

南アフリカ・ヨハネスブルクで新型コロナワクチンの接種を受ける男性(21年11月30日) 筆者撮影
南アフリカ・ヨハネスブルクで新型コロナワクチンの接種を受ける男性(21年11月30日) 筆者撮影

アフリカ ワクチン生産能力強化を構想=平野光芳

 新型コロナウイルス禍を機に、アフリカ連合(AU)がワクチンの域内製造能力の強化を掲げている。域内自給率はわずか1%にとどまり、新型コロナワクチンでは、アフリカは先進国からの「寄付頼み」で接種が大きく遅れた。

 AUは2040年までに自給率を60%まで引き上げる目標だ。コロナワクチンでは現在、南アフリカの企業が米ジョンソン・エンド・ジョンソン社製をライセンス生産している。…

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