中東で加熱する原発導入議論、地政学リスク踏まえた慎重論も=豊田康平
有料記事
中東 脱炭素に向け原発導入の議論加速=豊田康平
脱炭素化への動きが進む中東で、安定して発電できる「ベースロード電源」として原子力発電が再注目されている。
2020年8月には、アラブ首長国連邦(UAE)が、アラブ諸国初の商用原発を稼働。21年12月にはサウジアラビアがフランスと原発推進で協力すると発表した他、トルコやエジプトでは計画が進んでいる。また欧州委員会は今年1月、原発を脱炭素化に貢献する「グリーン」な電源と認定する原案を加盟国に提示…
残り332文字(全文553文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める