シリコンバレーで「希少疾患の日」にイベント続々=二村晶子
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シリコンバレー 希少疾患の日にイベント=二村晶子
毎年2月の最終日は、世界各地で「希少疾患」(患者数の少ない疾患)に関するイベントや発表を行う「レア・ディジーズ・デー」(希少疾患の日=RDD)。希少疾患に関わる組織が数多く存在するシリコンバレーでも、RDDに合わせたイベントや発表会が、オンライン上などで数多く開催された。
希少疾患は現在、約7000種類ほど確認されている。米食品医薬品局(FDA)によれば、米国内だけでも患者数は3000万人いるとされ、米国全人口の約1割に当たる。シリコンバレーのオークランド市に本部がある「カリフォルニア再生医療機構」(CIRM)はこの日、「IPEX症候群」という自己免疫疾患を研究するスタンフォード大学に対し、臨床試験の費用の一部(1200万ドル=約14億円)を支援すると表明した。
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週刊エコノミスト
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