米スタンフォード大がキャンパスの全電力を再エネに=瀧口範子
有料記事
シリコンバレー スタンフォード大が再エネ化=瀧口範子
シリコンバレーにキャンパスを持つスタンフォード大学が3月24日、キャンパス内の電力を100%再生エネルギーに転換したと発表した。
同大学のキャンパスは8180エーカー(約33平方キロメートル)の面積を有し、そこに630棟の建物が建つ。教員数は約2280人、学生数は約1万7000人に上る。この広大な大学で用いられる電力を完全に再生エネルギーに置き換えた。
これは、同大学が関わる第2の太陽光発電所の稼働開始を受けたものだ。キャンパスから320キロ南東方向のカリフォルニア州中部にあり、発電量は63メガワット、広さは1・7平方キロで、「スタンフォード第2太陽光発電所(SSGS2)」と名付けられている。第1発電所はすでに2016年に完成し、SSGS2によって再エネ化が完結したことになる。
残り174文字(全文544文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める