インドが再エネ普及に向けた優遇策導入=香野賢一
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インド 再エネ普及へ優遇策導入=香野賢一
2021年11月に英グラスゴーで開かれた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議では、インドのモディ首相が2070年までにカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)達成を目指すことを表明した。政府は再生可能エネルギーの普及促進に向け、バッテリー式電力貯蔵装置の国内生産を促進する方針だ。
バッテリー式電力貯蔵装置とは、電気エネルギーを電気化学エネルギーや化学エネルギーとしていったん貯蔵し、必要に応じて電気エネルギーに再変換できる最新のエネルギー貯蔵技術を用いたバッテリーだ。インド重工業省は22年1月に、このバッテリー式電力貯蔵装置の生産連動型優遇策(PLI)にかかる入札を開始した。
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週刊エコノミスト
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