新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online ゼロコストでPR SNS活用術

アカウント設計/2 投稿内容の三つのポイント/17 =笹木郁乃

 前回、「メッセージの方向性」を決めて投稿し情報を発信することで、ターゲットの共感や信頼を得ることができる、と述べた。では、実際にSNS(交流サイト)に投稿する際、あなたはどのようなことに気をつけて投稿しているだろうか。

 思い付くままに投稿していると、どうしても自分の書きやすい内容に偏ってしまいがちだ。しかし、自分が食べたものや趣味について、どんなに多く投稿しても、ビジネスにつながる可能性は低いだろう。

 そこで、フォロワーの興味を引き、共感や信頼感を持ってもらえ、ビジネスにつながる投稿が必要だ。

 SNSをビジネスにつなげることを目的とする場合は、表の三つのポイントに気をつけて投稿することをお勧めする。

 まず(1)の「実績を伝える」とは、自社の活動実績を伝えることや顧客の声を伝えることである。

 例えば、「セミナーに、〇人ご来場いただいた」など、顧客に対して行った活動や、顧客からの反響を記すと良い。

 また、メディアに掲載された事実を伝えることも有効だろう。その際、単に「『○○』という雑誌に載りました」というだけではもったいない。「取材が決まりました」→「取材を受けました」→「雑誌に載りました」と分けて発信すると、より多く実績を伝えられるし、顧客と一緒にワクワクすることができる。

 実績を伝えることは、その会社や人は「信頼できるな」と思ってもらえるメッセージとなり、購買につながる可能性が高…

残り846文字(全文1446文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事