TSMCのカリスマ創業者が米政府にいらだち
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米アリゾナ州で新工場を建設中の台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏=写真=が米国の半導体政策への批判を強めている。世界の半導体受託製造の市場で突出して強いTSMCを警戒する声が米国内で強まっており、張氏の発言はそれらをけん制する狙いがありそうだ。
張氏は4月14日、米シンクタンクのインタビューで「米国の生産コストは台湾に比べ50%高い」と強調。昨年10月にも、「半導体で米国が過去の力を取り戻すには、数千億ドルの投…
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週刊エコノミスト
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