国際・政治ワールドウオッチ

加速する人工肉メニュー 英ファストフード業界=酒井元美

ロンドンで販売が広がる植物性由来の肉を使ったハンバーガー Bloomberg
ロンドンで販売が広がる植物性由来の肉を使ったハンバーガー Bloomberg

 英国のファストフード大手各社が、植物由来の人工肉を使ったメニューの販売促進を加速させている。牛などの家畜から排出される温室効果ガスは世界総排出量の約1割を占め、地球温暖化への懸念が深刻化しているからだ。

 英国でも大きな店舗網を持つマクドナルドは、1月からバンズやチーズから動物性成分を排除した「マックプラント」を発売。一方、ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、見た目はチキンナゲットだが、中身は人工肉と…

残り306文字(全文510文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事