経済・企業

《超円安サバイバル》年末のドル・円相場予想「11~12月に122円」=登地孝行

どうなる?ドル・円相場 米引き締め緩み年末に円高へ=登地孝行

 円安はいつまで続くのか。今年のドル・円相場について、専門家に見通しを聞いた。>>ドル・円相場予想はこちら

円高方向 122円(11~12月)、円安方向132円(5~6月)

 短期的には米国の積極的な金融引き締め観測や日本の貿易収支の悪化を受けて円安が進む可能性がある。

 ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する食料品とエネルギーを除いたコアインフレ率は、昨年急騰した中古車・トラック価格の下落などから頭打ちしている。住宅価格や家賃の動きから推測すると年終盤にかけて消費者物価指数で約3分の1を占める住居費の上昇ペースが落ちることも考えられる。

残り333文字(全文637文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月13日号

電力が無料になる日 NTT、東電、トヨタが拓く未来14 NTT、東電、トヨタの共闘 捨てる再エネは「宝の山」 ■金山 隆一18 インタビュー 森島龍太・電池サプライチェーン協議会業務執行理事 「電池は国家のエネルギー戦略そのもの」19 電池のリユースは自動車業界の命綱 ■藤後 精一20 EV電池の送 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事