意味のないマスクにこだわるバカ=小林よしのり
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小林よしのりの闘論席
インフルエンザ流行時は、ドアノブからの接触感染に注意するようにと普通に言われていた。
『人体大全』(ビル・ブライソン著・桐谷知未訳/新潮社)によると、アリゾナ大学で行われたウイルスの感染経路の研究では、紫外線のもとでしか見えない染料を混ぜた液体をオフィスビルのドアノブに「感染」させたところ、たった4時間で「ウイルス」がビル全体に広がり、社員の半数以上を「感染」させたという。
インフルエンザは飛沫(ひまつ)感染だと大多数の人が思い込んでいるが、実は接触感染が一番多いのである。
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週刊エコノミスト
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