国際・政治ワールドウオッチ

シドニー―メルボルン2時間半の高速鉄道構想に予算10億豪ドル=守屋太郎

鉄道事情が大きく変わるかもしれない(シドニーを走る在来線) Bloomberg
鉄道事情が大きく変わるかもしれない(シドニーを走る在来線) Bloomberg

豪州 高速鉄道が実現へ第一歩=守屋太郎

 これまで何度も浮上してきた豪州の高速鉄道構想だが、ようやく建設が具体化しそうだ。

 豪東部ニューサウスウェールズ州政府は6月、シドニーとシドニーの北約160キロにあるニューカッスル間を結ぶ高速鉄道建設の初期費用に5億豪ドル(約467億円)を拠出すると発表。5月の連邦議会選で与党となった労働党も、5億豪ドルを投じると公約しており、州・国で合計10億豪ドルをかけてシドニー近郊の線路・橋…

残り317文字(全文528文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事