新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

ドイツの空港と航空各社 コロナ禍で解雇したスタッフの再雇用進まず=柿添紘光

ハンブルク中央駅のホームで列車を待つ人々 筆者撮影
ハンブルク中央駅のホームで列車を待つ人々 筆者撮影

ドイツ 人手不足で戦々恐々の行楽地=柿添紘光

 長期のバカンスを取得する傾向が強いドイツでは、特定の時期に休暇が集中することを避けるため、州ごとに学校の夏休みの期間が異なる。西部ノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州やハンブルク特別市では6月末から夏休みが始まり、早くもバカンスシーズンに突入した。

 一方で、空港や行楽地は新型コロナウイルスが落ち着いた後の旅行需要に期待しつつも、人員不足で戦々恐々としている。5月末から6月初頭にかけて、フランクフルト空港ではスタッフの不足にストライキが重なり、利用者が搭乗手続きを行えないトラブルが多発。ルフトハンザ航空やEU域内のLCC(格安航空)各社は夏季の減便を発表した。人員不足の原因は、コロナ禍に実行したリストラのリカバリーに業界として踏み切れていない…

残り180文字(全文531文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事