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国際・政治ワールドウオッチ

マルコス新大統領、手堅い閣僚人事で“黒歴史”脱却=吉田暁彦

マルコス家にはネガティブなイメージもあったが… (フェルディナンド・マルコス新大統領) Bloomberg
マルコス家にはネガティブなイメージもあったが… (フェルディナンド・マルコス新大統領) Bloomberg

 フィリピンの新大統領となったフェルディナンド・マルコス氏。マルコス氏の父が大統領であった際、権威主義的な政治体制を構築し、人権弾圧や不正蓄財などが横行したため、5月9日の大統領選投開票直後はリベラル派を中心に懸念の声が上がっていた。しかし、6月30日の政権発足後、マルコス新大統領は一族にまつわるネガティブなイメージから脱却しつつある。

 その契機となったのが、経済閣僚らに過去に政策運営の実績がある経済学者や、実業家を登用したことだ。例えば、財務相にはドゥテルテ前政権で中銀総裁を務め、国際金融界から評価の高いベンジャミン・ディオクノ氏を任用した。

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