新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 編集後記

村田晋一郎/加藤結花

編集部から

 本号の発売時には、プロ野球のレギュラーシーズンが終了しているが、今年も多くの選手が引退していく。ここで注目されるのは引退試合。引退する打者に相手投手は全球直球勝負、引退する投手に相手打者は最後に空振りという“忖度(そんたく)”が見られる。真剣勝負を見たいという思いと、最後に選手の良いところが見たいという思いがあり、この問題に正解はない。

 近年はクライマックスシリーズがあり、3位争いも重要となるため、忖度が許容できなくなっている。意外と無難なのは四球で引き分け的に終わらすことだが、それも善しあしがある。私が初めて見た引退試合での四球は、7年前の埼玉西武ライオンズの西口文也投手(現二軍監督)の引退登板。相手の千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手(現一軍監督)は真剣勝負に徹し、四球を選んで出塁した。その時の球場はかなり興ざめな雰囲気だっ…

残り1091文字(全文1466文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事