飲酒は大罪のヒンズー教徒が人口の8割を占めるインドはウイスキー販売量が世界1位 鈴木健太
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実は、インドは世界最大のウイスキー消費国だ。英・酒類調査会社IWSRなどによると、国内のウイスキー販売量は近年、年間2億ケース前後(1ケースは9リットル)に到達。2021年調査では世界販売量の46%を占め首位を維持した。人口増加に伴い飲酒人口も増えており、国内のウイスキー販売量は11年から20年にかけて13%増加した。
インドは人口約14億人のうちヒンズー教徒が8割、イスラム教徒が1割強に上り、宗教上の理由から酒を飲まない人は多い。ただ、実際に飲むかどうかの判断は居住地や年代、個人の考え方によって異なる。
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