受難!西九州新幹線、踏切事故に大雨に爆破予告は3回も
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9月23日に開業した西九州新幹線が受難続きだ。開業後間もなく3日連続で列車に運休や遅れが発生。10月に入っても爆破予告が相次ぎ、関係者は対応に追われた。
日本一短い全長66キロの西九州新幹線は佐賀、長崎両県を結び、山陽・九州新幹線と直接つながっていない。利用者は佐賀県内の駅で在来線から乗り継ぐ必要がある。
開業後、その弱みがさっそく表面化した。9月26日には在来線の踏切でトラックが脱輪したあおりを受け、翌27日には大雨で在来線のダイヤが乱れた影響で、接続する新幹線側もそれぞれダイヤが大幅に乱れた。本来なら高架を走る新幹線に踏切のトラブルはなく、雨にも強いはずだが、在来線との接続により、問題が波及した。
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週刊エコノミスト
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