新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 編集後記

安藤大介/浜條元保

編集部から

「川島呉汁」「秩父みそポテト」「本庄つみっこ」──。自宅近くの公立中学校の給食献立表を目にする機会があり、充実ぶりに驚いた。週の約半分は所在する埼玉県の郷土料理が出されている。地元産食材もふんだんに使われ、「○○さんのぴかぴかごはん」と生産者の名前入りメニューもあった。

「学校給食は有機農業を広げるという点で注目されています」。こう語るのは、今号の本誌連載「学者が斬る 視点争点」を執筆した小口広太さん。千葉県いすみ市では小中学校の給食の米飯を地元産の有機米に切り替え、給食が地域の有機農業を推進する役割も担っているという。

 給食を楽しみに学校に通っていた身としては、給食が充実していくと聞くとうれしい気持ちになる。小口さんは有機農業をテーマに執筆する回で、学校給食が果たす役割についても取り上げる予定という。こちらも楽しみだ。

残り803文字(全文1172文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事