国際・政治深層真相

大阪IR誘致に黄色信号 建設予定地の「地盤沈下」

 大阪府・市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、建設予定地の夢洲(ゆめしま)の土地問題が再燃しており、2023年4月の統一地方選の新たな争点に浮上しつつある。

 夢洲は大阪湾に浮かぶ人工島で土壌汚染や液状化、地盤沈下といった課題が指摘されており、土地所有者である市が対策を進めている。費用は地盤沈下対策を含めずに約790億円に上る。国は府・市が申請しているIRの区域整備計画の審査中だが、松井一郎市長=写真=は22年11…

残り334文字(全文556文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月16日・23日合併号

今こそ知りたい! 世界経済入門第1部 マクロ、国際政治編14 長短金利逆転でも景気堅調 「ジンクス」破る米国経済■桐山友一17 米大統領選 「二つの米国」の分断深く バイデン、トランプ氏拮抗■前嶋和弘18 貿易・投資 世界の分断とブロック化で「スローバリゼーション」進行■伊藤博敏20 金融政策 物価 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事