23年もメモリー価格続落 車載用半導体は不足解消へ
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2022年半ば、DRAM(通電中は読み出し・書き込みが随時可能なメモリー)、NAND型フラッシュメモリー(電気がなくても記録を保持するメモリー)の出荷数量が急速に減少し、市況が悪化。23年中は需要低迷が続き、価格も一段と下げるだろう。
市況悪化時は、出荷数量は増えても供給過剰で単価が下がる、通常のパターンだが、今回は出荷数量の減少から市況悪化が始まった。これに伴い供給も過剰となり、単価が下がり始めた。パソコン、スマホの需要が低迷しているだけでなく、GAFAなど大手IT各社がリストラを開始。デー…
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週刊エコノミスト
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