愛子さまを一刻も早く皇太子に 小林よしのり
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小林よしのりの闘論席
皇位継承を「男系男子」に限る現在の制度では、将来の皇室は悠仁さまおひとりとなってしまい、皇統は消滅の危機に瀕(ひん)する。皇室の弥栄(いやさか)のためには、「女系女子」にも皇位継承資格を拡大することが必要不可欠である。
これに対して男系固執派が提案していた唯一の代案が、1947年に皇室を離れた旧11宮家(うち6家は現在は廃絶、または廃絶が確定)の男系男子孫を皇室の養子に迎え入れ、皇族にするというものだ。
しかし旧宮家子孫は全くの一般国民であり、このプランは憲法第14条において禁止されている「門地による差別」に抵触する。
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週刊エコノミスト
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