インド政府のEVバス導入計画に懸念の声 中島敬二
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インド政府は欧州並みの厳しい車両の排ガス規制を実施しているが、デリーの大気汚染は依然として深刻である。2022年11月には微小粒子状物質PM2.5の濃度が世界保健機関(WHO)基準の30倍となり、デリー市のすべての小学校が休校になった。
原因の一つがバスである。現在インドでは190万台のバスが運行され、デリー市だけでも7000台近くが走る。同市は23年半ばまでに2830台のバスを導入予定だが、このうち75%は電気自動車(EV)バスだ。政府は今後4~5…
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週刊エコノミスト
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