《NY市場》23年中盤から徐々に回復へ 武井章浩
有料記事
米国での40年ぶりの高インフレは2022年、長期金利を上昇させ、米連邦準備制度理事会(FRB)に強力な金融引き締めを実施させた。米国株はその影響で大きく下げたが、インフレはピークを過ぎたと見ている。
利上げが浸透し、23年前半の米国経済は後退するとの見方がある。ただ、求人数は失業者数を大きく上回り、失業率も3%台半ばと歴史的な低水準で推移している。米国経済の約3分の2を占める個人消費も、インフレの沈静化で回復すると見てい…
残り320文字(全文533文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める