経済・企業THE MARKET

《プラチナ》供給不足で先高感 中山修二

 米国の貴金属市場は、金利上昇の影響が薄れ、相場基調が引き締まっている。これは金融当局がインフレの沈静化を見据え、利下げを意識していることが影響している。その中で白金(プラチナ)価格が強含んでいるのは、需要増加が背景にある。

 世界最大の白金需要国である中国では、電気自動車(EV)の普及率が高まっているが、寒冷地も多いため、バッテリートラブルの多発から、ハイブリッド車や燃料電…

残り283文字(全文471文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事