豪州の年金運用が11年ぶりにマイナスリターンに 守屋太郎
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豪州では全勤労者が加入する確定拠出年金「スーパーアニュエーション(スーパー)」があり、さまざまな運用機関がスーパー向けのファンドを運用している。その平均リターンが2022年、11年ぶりにマイナスとなった。各国の利上げによる株価下落などが背景にある。
米国の「401k」など他国にも似た制度はあるが、豪州のスーパーは強制加入と企業の全額拠出(給与の10.5%)が特徴だ。国内外の株、債券、不動産投資信託などを組み合わせてリスク分散させたファンドが一般的…
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週刊エコノミスト
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