《NY市場》インフレピークアウトで好循環の兆し 堀古英司
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2022年は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う需要と供給のアンバランスが顕著に表れたことによるインフレ率の上昇、それに伴う金利の上昇が悪循環を生み、債券・株式市場は大混乱となった。しかし23年に入ってその悪循環が逆転、好循環に変わる兆しが見られる。
インフレは金利上昇を通じて、将来のキャッシュフローの割合が大きい成長株の価値を下げる。またハイテク企業は海外売り上げの比率が高いが、金利上昇から来る急速なド…
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週刊エコノミスト
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