インド政府が麻薬対策に23年度は3.2兆円計上 中島敬二
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インド内務省は2月9日、過去3年間の麻薬取引38件でダークネット(特定のソフトウエアや認証が必要なネットワーク)と暗号資産(仮想通貨)が使われたと上院に報告した。中央政府と州政府が一丸となって対応する必要性を強調した。
インドではケシなどの違法栽培、麻薬密売での宅配業者やダークネットの使用が増えている。特に、広大な海岸線がある西部のグジャラート州、マハラシュトラ州、ゴア州ではヘロインの海上密輸が、パキスタンと国境を接するラジャスタン州と…
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