ロッテルダム港を“水素輸出入ハブ”に 望月竜之介
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欧州最大の港湾であるオランダ・ロッテルダム港を中心に「水素社会の実現」に向けた取り組みが加速している。運営公社は同港を北西欧の「水素輸出入ハブ」にすることを目指し、インフラ整備、供給網の構築、それに世界各地の国々と「グリーン水素」(水を再生可能エネルギー由来の電気で分解して得られる水素)に関する覚書の締結を進めている。
背景には欧州連合(EU)の行政執行機関にあたる欧州委員会が2021年に定めたEUの統一目標である環境対策の基本計画「フィット・フォー・55」がある。
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