《長期金利》年末までに1%上回る 小玉祐一
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2月24日に植田和男日銀総裁候補の所信聴取が行われた。金融緩和の継続を強調する姿勢が目立ったものの、当然ながら修正まで否定するものではない。債券市場のゆがみは解消されておらず、修正の最初のステップは早い時期になるだろう。
最初は10年国債利回りの変動許容幅の再拡大から入るのではないか。すでに形骸化している目標水準の0%の撤廃も考えられる。次の一手は操作目標とする年限の短期化だ…
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週刊エコノミスト
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