《今週のポイント》米連邦公開市場委員会(3月21~22日) 窪谷浩
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政策金利見通しの引き上げ幅に注目
3月21日から2日間の日程で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。3月会合では政策金利の引き上げ継続が見込まれる中、2023年入り後のインフレ高止まりなどを踏まえて、FOMC参加者の政策金利見通しがどの程度上方修正されるか注目される。
前回(2月)会合を振り返ると、米連邦準備制度理事会(FRB)は市場予想通り0.25%利上げし、政策金利を4.50~4.75%とした。利上げ幅は22年11月会合の0.75%から2会合連続で縮小した。一方、先日発表された2月会合の議事要旨では「インフレ見通しの上振れリスクが政策見通しを形成する上で引き続き主要な要因」であるこ…
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週刊エコノミスト
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