《穀物》作付け順調だと上値重い 5月中旬のウクライナ穀物輸出協定更新に注意 小菅努
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米シカゴ穀物先物相場は、3月に金融不安を背景とした投資家のリスク回避の動きで、大きく値を切り下げたが、4月上旬には安値修正の動きが優勢になった。ただし、急落前の水準を回復するには至っておらず、上値の重さが残っている。
米国の穀倉地帯は4月に入り作付け作業が始まり、穀物相場は「天候相場」に移行している。北部では寒波も報告されているが、穀倉地帯全体としては、土壌水分や降…
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週刊エコノミスト
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