《長期金利》0.4%台で当面均衡 村上太志
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米欧発の金融不安の影響もあり、日本の金利は大きく低下したが、4月に新たに国債が発行されると、10年国債利回りは0.4%台に上昇した。インフレの警戒が続く米国では、今後徐々にインフレ率の水準が切り下がる可能性が高いため、米国の追加の利上げ余地は限定的で、金利上昇圧力も抑制されたものとなろう。
日本の金利も欧米金融不安の一服や経済指標の改善で上昇しても、再び投機筋主導でイールドカーブ・コ…
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週刊エコノミスト
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