岩崎誠/安藤大介
有料記事
編集部から
「作品を買ってそれを読むという行為は、それを書いた著者に、次の作品を書く機会までも与えてくれる」「これまで私が書きつづけてこれたのも、あなた方(読者)がいてくれたからでした」。塩野七生さんが『ローマ人の物語』など一連の著書の最後と位置づける『ギリシア人の物語』の後書きでそう記しています。
比較するのは塩野さんに失礼かもしれませんが、創刊100周年を迎えた『週刊エコノミスト』が1世紀続けてこられたのも、お金を出して読んでいただいた多くの皆様の「投資」のたまものです。
5月1日に編集長に就任しました。編集部は22年ぶりで、かつてとは雑誌を巡る状況が一変しています。
残り890文字(全文1178文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める